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結婚二年目 その2

結婚二年目 その1続き

そんな事があってから間もなくの事、ミキが二週間後のクラス会について私に打診してきました。
今までクラス会なんて聞いた事がなかった為少々驚きましたが、よくよく考えてそれは遂にケンヤが動き出したという知らせなのだと気付きました。

「クラス会と言っても女だけ数人のこじんまりしたもの。遅くなるかもだけど行ってもいい?」
「本当に女だけなのかぁ~。」
「男の子は三人くるかな・・・って嘘嘘!あれ~ひょっとして心配してくれてんの~(笑)」

ミキはふざけながら私の顔を覗き込んできました。
屈託のない笑顔、嘘をついている様には見えません。
これが嘘だとすると・・・こんな無邪気な顔をして私に嘘をついて男に会いに行くとするならば、まだ決まった訳ではないのに、私はどうしようも無い程の嫉妬と興奮を覚えていました。
同窓会出席を許可した夜、ケンヤからメールが届きました。

「タクちゃんありがとさん!もう気付いてたと思うけど、同窓会は俺とだよー。」
「やっぱりですか・・・。ミキはどんか感じでした?」
「どうって、タクちゃんに悪い悪いって。なだめるの大変だったよ。彼女、タクちゃんに初めて嘘ついたかもって、泣きそうだったよ。ほんと、良い嫁さんだよね。」

私と話している時は明るく楽しそうに振舞っていたはずですが、本当はそんな思いをしていたなんて。
でもよく考えると、そんな思いをしてまで、ケンヤに会いに行くという心境はどうなんでしょうか?そこまでしてもケンヤに会いたいという事でしょうか。

さて、それからの話ですが、二週間は非常に長く感じられ、私は仕事が手に付かない程浮ついていました。
そこで居ても立ってもいられなくなり、僅か三日後の話ですが、三人で飲もうという提案を思いつきました。
ミキがどんな顔をしてケンヤと話すのか見てみたい。
私の率直な願望でした。
もう立派な寝取られ男です(笑)

ケンヤは驚いてましたがミキが良いなら良いとの事。
でも、

「ミキちゃん絶対やだって言うと思うよ。」

とも言っていました。
まあ、普通は嫌がるでしょうね。
何日か後には旦那に内緒でデートする予定の男と三人で飲みだなんて。
ですら、私はミキを説得する為の話法を入念に考えました。

「えっ?私は遠慮しとくよ。二人で楽しんどいでよ。」

私の誘いに対するミキの第一声です。
私はめげずに言いました。

「ケンヤさんがどうしても話したい事があるらしいからさ、頼むよ。」

私の作戦とは、ケンヤのせいにして関心を引く、という恥ずかしい位芸のないものでした。
が、ケンヤのネームバリューは予想外に高かった。

「えっ?本当に?ケンヤさんがそう言ったの?嘘でしょ?」

そこからはひたすら押しの一手のみ、最後には渋々承諾してくれました。
そして一週間後、会社帰りの私とケンヤが待つ居酒屋に、十分程遅れてミキが現れました。
小走りで近づいてくるミキをよく見ると、どうもいつもと違います。
そう、口紅の色が普段の淡いピンクではなく、ほぼ赤と言って良い位の艶かしいものだったのです。
しかもケンヤ顔を見るや否や、恥ずかしそうに照れ笑いしてたりして。
四人掛けの簡単な個室タイプのテーブルで、私の正面にケンヤ、私の隣にミキが座りました。
会話は弾み、時間はどんどん経過していきます。
ミキから二次会はなし、と言われていたので、それならばと私とケンヤは最初からこの居酒屋で終電まで飲み明かそうと約束していました。

三人ともかなり酔いも回り、良い気分になっていましたが、そんな時でもミキがケンヤと話す時はどこか照れながらでした。

一週間後にデートする事を思って恥ずかしがっているのか、或いは単純にイケメンを近くで見ているからなのか、いずれにしても私の嫉妬心に火がつき始めていました。
何度目かのトイレに行った時、私は急に具合が悪くなり、戻してしまいました。
暫くトイレの個室で悶絶した後、スッキリとした気分で個室に戻りましたが、扉の前でふと思い付き、そっと聞き耳を立ててみました。

三人でいる時は騒がしく楽しく会話していたのに今は何も聞こえません。
いや、正確には周りの騒々しさに二人の会話がかき消されていたのでした。
微かに聞こえる二人の話し声。
クスクス笑ながら凄く楽しそうにしてましたが、ミキは声を押し殺すような感じ。
私に聞かれまいとの意識からでしょう。
時々聞こえるミキの

「やだ~もぅ~。」

と言う甘ったるい声。
じゃれあっている様ですが、酔っていたとしても、ちょっとムッとしてしまいました。
ふと扉の横の方に隙間が空いてるのに気付き、私はそこに耳を差し込む様にして聞き耳を立てました。
微かな隙間風の音が邪魔をし、二人の会話がいまいち聞き取れません。
しかし暫く聞いていると、会話の合間が不自然に空く事に気付きました。
よく耳を澄ますと、チュッというキスのような音。
私は耳を疑いましたが、明らかに会話の切れ目で聞こえて来ます。

「やっぱ柔らかいね。」
「ちょっと恥ずかしいから・・・。タクも戻ってくるし。」

この会話で二人がキスをしている事がはっきりしました。
私は体が固まり、正に思考停止といった感じ。
あまりに不自然だったのでしょう、通りかかった店の女の子に声をかけられ、思わず

「ひっ!」

と声をあげてしまいました。
我に帰った私は、

「あぁ、すいません、自分のテーブルがわからなくなっちゃって・・・。」

その瞬間、中からガタッと言う音が聞こえました。
私に気付いたミキが慌てたんでしょう。
私は平静を装って扉を開けて中に入りました。

「いや~部屋間違えちゃたよ。」

その時、ケンヤは比較的落ち着いた様子でしたが、ミキは大きく目を見開いて、明らかに動揺していました。

「タク、ひょっとして、そこに居たの?」
「いや、そんな事ないけど、ちょっと探しちゃった。」

ミキは安堵の表情を浮かべていました。
すぐ顔に出るミキ。
とても嘘を付ける女の子ではないはず、少なくとも今までは。

ケンヤの盛り上げもあり、その後は和気あいあいと過ごし、お開きとなりました。
一度戻している私は酔も程々でしたが、ミキは少し足元がフラつく程度まで酔っていました。
ミキの肩を支える様に抱きながら部屋まで歩きました。

「なぁ、今日は楽しかった?」
「楽しかった~。」

頬を赤く染めながら微笑むミキ。

「また三人で飲もうよ。」

少し間が空いてからミキは応えました。

「う~ん。もうケンヤさんはいいかな。」
「えっ?何で?ケンヤさん嫌い?」
「そんな事ないんだけど、ん~、やっぱ二人がいい。」

最初はちょっと意外でしたが、よくよく考えると三人が揃う事自体ミキにとっては本来耐えられない事なのかもしれません。
私は無性に興奮し、家に戻りシャワーを浴びた後ベッドに先に横たわっていたミキに襲いかかりましたが、既に爆睡。

そして一週間後、ミキは「クラス会」に出かけていきました。
それまでの間、ケンヤから一切連絡がなかったのが怪しくもあり、想像力を掻き立てられました。
これも寝取られ「プロ」の演出なのか、と考えたりもしました。
ミキが出掛けてから1時間程経った時、ケンヤから一週間ぶりにメールが入りました。

「今から二人で食事に行く途中。ニュー○ータニだよ。大奮発!」

いよいよケンヤの計画が始まりました。
これから一体どうなるのか、既にキスまでしている二人、十中八九寝取られるはず。
今まで味わった事のない憔悴感に襲われ、それからの一分一秒が無限なように感じられました。
そして更に1時間後、ケンヤからメールではなく、電話が入りました。

「今ミキちゃんトイレ。いや~マジで可愛いよ、いや本当に。」
「ケンヤさんあれから全然連絡くれないから悶々としてましたよ。こないだの件で聞きたい事あるんですけど。」
「なに?手短にね。」
「俺のいない隙にミキとキスしてませんでした?」
「するどいね。頂いちゃったよ!ミキちゃんが言ったの?」
「いや、それはないんですけど、何となくそんな予感がしたんで。」
「しない方が良かった?」
「いや、別に。」
「タクちゃんが嫌ならもう帰るよ。どうする?」
「いえ、大丈夫です。このままお願いします。」
「本当かい?この後誘っちゃうよ?」
「いいですよって!」

私は少々イラつきながらケンヤに言いました。
心の何処かでミキは身体まで許すはずがないと思っていました。
なにか対抗心みたいなもので熱くなっていたのかもしれません。

「ごめんごめん、そうムキになんないでよ、分かったよ、タクちゃんの気持ち。覚悟を決めてるんだもんね。」
「・・・。」
「俺、全力で落とすよ。もう戻って来そうだから切るけど、また連絡するよ。」

全力で落とす、この言葉が耳から離れませんでした。
既に九時を過ぎていました。
これからお酒を飲みに行き、そこでミキを口説くはず。
そして万が一ホテルにでも行く事になるのなら、恐らく12時頃になるのでは・・・。
そこからの時間の経過はそれまでにも増して本当に長く感じられました。
テレビを見ようが何をしようが全く上の空。
夢遊病者のようにテーブルの周りをグルグル回っている時、ケンヤからメールが入りました。
先程の電話から一時間も経っていなかったので、不意打ちと言うか、やや拍子抜けしてしまったのを覚えています。
しかし、その中身は非常に意味深で重いものでした。

「少しの間だけ電源切ります。必ずこちらから連絡するので。」

電源を切る。
私との連絡を途絶えさせるため、そして確実にその間は、二人きりで世の中から隔離された世界にいるのです。

(落ちたのか?ミキ、嘘だろ・・・。)

急激な脱力感に襲われ、私は立っている事が出来ずに座り込んでしまいました。
恥ずかしながら「腰が抜けた」という事でしょう。
頭の中は混乱していました。

これから抱かれるのか?
いや、まだ落ちたと決まった訳じゃないか・・・。

冷静さを取り戻す為に、仕事の事を考えたり、実家の親の事を考えたりしましたが、一向に動悸が収まりません。
その内私の思考はケンヤに向かい始め、ケンヤより自分が勝っている点を思い付いては優越感に浸ることで次第に落ち着きを取り戻していきました。
その間、同僚からの他愛のないメールがあったのも良かったのかもしれません。

やっと立ち上がる事が出来、ソファーに身を沈めた時にメールが届きました。
ケンヤからです。
あれから大体45分程経っています。

「タクちゃん、俺、全力出してもいいんでしょ?ミキちゃんは何があってもタクちゃんのものだけど。」

今ひとつ意味が理解出来ませんでしたが、脳内ではケンヤに勝ち誇っていた、所謂ラリっていた私はリメールしました。

「全力でどうぞ!」

すぐにケンヤからリメールが来ました。

「それ聞いて安心した。しつこくてゴメンな。正直に報告します。今一回戦終わったところ。」

私は目を疑いました。
ミキに限ってそんな事が・・・。
考えてみてください。
付き合っている彼女の話ではないのです。
嫁なんです。
全面的に信頼関係にある身内なんです。

よく考えると、裏切ったのは寝取らせを画策した私の方なのですが、この時はミキに対する

「なぜ?」
「どうして?」

を心の中で叫んでいました。
私は何度も何度も確かめるようにケンヤからのメールを読み直しました。
そして、ついには私のペニスが勃起し始めたのです。
踏み入れてはいけない世界だと感じましたが、どうしようも無いくらいに興奮していました。
私のベニスはこれまでにない程、硬く大きくなっていました。

私はケンヤにリメールする勇気もなく、ただ呆然と股間を硬くしたままソファーに座っていた時です。
恐らく30分程経過していたと思いますが、私の携帯が鳴りました。
ケンヤからです。
一気に高まる緊張感。
恐る恐る携帯を耳に当てました。
聞こえて来たのは、いきなり切羽詰まるようなミキの喘ぎ声。

「あっ!あっ!あぁぁぁっ!」

ベッドが軋む音もはっきり聞こえました。

「あっ!スゴい!ダメっ。い、イクッ!またイっちゃうぅぅっ!イクッ!イクッ!イクゥゥゥ・・・。」

激しく肉のぶつかり合う音がした後、静まり返り携帯が切れました。
あんないやらしいミキの声は聞いた事がありません。
私はこの時、初めて触れる事なく射精してしまいました。

射精後の虚脱感は半端ではなく、大袈裟でなく、この世の全てが嫌になるほどでした。
私はパンツがベトベトのまま、ただ呆然と宙を見つめていました。
棚の上に置いてあるツーショットの写真が目に入りました。
新婚旅行の時にカンクーンで撮ったその写真では、ミキが満面の笑顔で私の腕を掴んでいます。
ミキは水着姿でしたが、横が紐上で上も大きな膨らみを隠すだけのやや面積の小さなもの、この旅行の時だけしか着てくれない程大胆なものでした。

ミキはこの写真を飾るのを頑なに拒んだのですが、私が強引にそこに置いたものです。
ただ自宅に来た人達にミキの体を自慢したかったから。
私はマジマジと写真を見ました。
この身体が私以外の男に晒され、男の好きにされていると思うと凄まじいまでの嫉妬心が渦巻き始めました。
私は涙を流しながら、しかしあそこを再び硬くし始めていました。

間もなくケンヤからメールが届きました。

「タクちゃん、ショックだったろ?自分の大事な女を他人に預けるという事はこういう事なんだよ。だからこそメチャクチャ興奮するんだよ。」
「もう走り出したんだから、止められないよ。でもね、約束通りミキちゃんの心まで奪うつもりは毛頭無いし、ミキちゃんやタクちゃんが辞めて欲しいと言うならスッパリ辞める。」
「とにかく、今夜はこの後もミキちゃんを抱くつもりだよ。また連絡する。」

そして一枚の写メが添付されていました。
それは几帳面なミキらしからぬ、床に無造作に脱ぎ捨てられた黒のTバックの下着の写真。
この写真を見て、私はケンヤが本当に「寝取られ」のプロだと思いました。
それから間もなく、今度はミキからメールが届きました。

「ゴメンね、もう少し遅くなるかも。地下のお店にいるから携帯繋がらなくなります。先に寝てて(^_^;)」

ミキはまた私に嘘をつきました。
文章からは悲壮感や悪びれた様子は微塵も感じられませんが、ミキは一体どんな気持ちで書いていたのでしょうか。
ひょっとすると正にその「最中」にメールしてきたのでしょうか?
やり切れない思いとは裏腹に、再び硬くなり始めていました。
数分後、ケンヤからもメールが届きました。

「ミキちゃんホテルに入る前からずっとタクちゃんの事気にしててさ、一回戦終わったら泣き出しちゃって。なだめるの大変だったよ。さっきのミキちゃんからのメールは俺がやらせました。で、タクちゃんからすぐ戻って来いだのリアクションがあったら帰ろうって言ったんだよ。後はタクちゃんに任せるよ。」

私はミキにすぐに戻って来いと伝えようとメールを打ち始めました。
その時です、再度ケンヤからメールが来ました。

「追伸 やってる最中だけはミキちゃん、自分で腰振って悦んでたよ!興奮するだろ!」

私はメールを打つのをやめました。
ミキに対する偶像だったのだろうか。
私は何年も付き合って全てを知っている「つもり」だったのかも知れません。
ケンヤのこのメールは、私の心をズタズタに引き裂こうとしていました。
こんなに辛く、絶望を感じた事はないのに、私のペニスは完全に勃起していました。
私は全てを諦め、黒い欲望のままこの流れに身を任せる事にしました。
この時点でミキとの離婚も覚悟しました。
もう信用する事は出来なくなるんだろうと思ったから。
開き直るとほんの少しだけ気が楽になりました。
心のどこかで、もう一度ミキの喘いでいる声を聞いてみたい、と思い始めていたと思います。

そして、その思いはすぐに叶えられました。
それから僅か30分後、ケンヤから音声着信がありました。
ドキドキしながら携帯を耳に押し当てます。

「チュ・・・んむ・・・チュパッ・・・チュゥゥ・・・。」
「あふっ・・・あ、ん・・・むチュ・・・」

微かに聞こえる、これはキスをしている音でした。
たまにミキが喘ぐようなくぐもった声を出しますが、二人は殆ど無言のままキスをしているようです。
舌を絡めるような湿った音が聞こえました。
それは長く、長く、私には永遠にも感じました。
二人が裸で抱き合いながらただひたすら唇を貪る姿を想像し、頭がおかしくなりそうでした。
開き直り、やっと寝取られの興奮を自分なりに楽しめるのかと思っていましたが、現実はやはり甘いものではありません。
10分も20分も愛するミキがキスをし続けている...ある意味セックスよりもショックだったかもしれません。

「そろそろ・・・入れるよ?」
「だめ、お願い、ダメよ、ね?お願いだから・・・。」

ここで電話は切れました。
延々とキスの音を伝えたケンヤ。
その術中にハマった私は、嫉妬と興奮で死にたい程でした。

ケンヤは、ミキは私の事を思い涙を流していたと言いますが、本当なのでしょうか。
そして再び携帯が鳴りました。
私は二人のやり取りを余す所なく聞きたかったので、イヤホンを付けて聞きました。
微かに聞こえるリズミカルな軋み音。
ミキの必死に押し殺そうとする声も聞こえます。

「ミキちゃん、気持ちいいでしょ?」
「・・・。」
「我慢しなくてもいいんだよ?」
「気持ち、よく・・・ないし・・・。」
「強がっちゃって可愛いよね。でもミキちゃんの弱いところ、俺知ってるよ。ここでしょ?この奥でしょ?」
「んっ!っ!」

ベッドの音が激しくなるにつれ、ミキも我慢の限界が来たようです。
少しづつ喘ぎ始めました。
必死に我慢しているのに快感に負けて漏れるミキの声をイヤホンで聞くと、息遣いや唾を飲む音までリアルに聞こえて来ました。
恐らく、すぐそばに携帯を置いているのでしょう。

「ここだろ?ここがいいんだろ?」
「はぁっ!ん、ぅん・・・うん・・・。」
「はっきり言わないとやめちゃうよ?」
「あっ・・・いいもん・・・別に。」
「じゃ、やめた。」
「・・・。」

軋み音が止み、二人の会話も無くなりました。

「今更素直じゃないなぁ。」

そう言いながら、少しづつピストン運動を再開するケンヤ。
必死に声を押し殺しながら耐えるミキ。
しかし、やがて本格的なピストン運動に入ると、ミキは大きく喘ぎ始めてしまいました。

「あっ、あっ!ダメっ!あぁぁぁぁ・・・いい。」
「そうだよ、さっきみたいに素直になりなよ。思いっきり声だしていいんだよ。」
「あ、そこ、そ、そこ・・・イキそう!またイキそうぉぉぉ!」

その途端、動きを止めるケンヤ。

「え?なんで?ねぇ。」
「じゃあさ、約束してよ。素直になるって。」
「な・・・る・・・。」
「ここだろ?気持ちいいの。」
「あっ!そ・・・」
「もっと動いて欲しい?」
「う・・・ん・・・あっ!んぁぁぁん。」
「うんじゃなくて、違うでしょ?」
「動い・・・て・・・もっと、動いて・・・。」
「聞こえないよ。」
「いや、動いて・・・。あっ・・・そこいい・・・。そこ・・・ダメっ・・・あっ!」
「全然聞こえないし、嫌なのかい?ならやめるけど。」
「いやぁぁ!もっと!もっと!動いてぇぇ!お願い!」

そこから一気にラストスパートに入る二人。

「あっ!あぁぁぁっ!すごっ・・・ひっ・・・」
「・・・。」
「あっあっあっあっあっ!イクッ!イクゥゥッ!」

耳元でミキの粗い息使いだけが響いてました。
客観的に聞いているからなのか、今までこんなに激しいミキの声を聞いた事がないような気がしました。

「ミキちゃん、俺まだイってないからね。上に乗ってよ。」
「ハァハァハァ、む、無理、休ませて。」
「ダ~メ。ほら、よっこいしょっと!」

ベッドが大きくバウンドするような音が聞こえました。

「だめ・・・ほんと、ねぇ、お願いだから・・・。」
「だめ。ほら、ここ、いいんだろ?」
「あっ!ダメっ・・・。ダメっダメっダメっ・・・あっ!」
「おぉ、そうそう、いいよ。その調子。」
「おかしくなる・・・ダメ・・・。」
「あぁ、凄いよ。気持ち良いよ。ほら、勝手に腰動いてるじゃん。エロ過ぎだって。あぁぁ気持ちいい~。」

そこからは半分おかしくなった感じでミキが喘いでいました。
またその時のベッドの軋み音も凄まじく、壊れそうな程悲鳴を上げてました。

「ミキちゃん、激し過ぎ!俺もう出そう!まじヤバイって!」
「また!イクッ!イクッ!イクイクイクッゥ!」

獣のようなケンヤの声の後、一気に静まり返り携帯は切れました。
そして私も二度目の射精をしていました。
暫くしてからケンヤからメールが届きました。
そこには背面気上位で腰を振るミキの姿が映し出されていました。
動きの為か、かなりぶれています。

「結局四回もしちゃいました。ミキちゃんの腰振り病みつきになりそう!これからタクシーで返すのでタクちゃんは寝たふりしてね。それではまた後日。」

ミキが帰って来たのは夜中の3時過ぎだったと思います。
ベッドの中で玄関のドアが開く音を聞いていました。
そのままシャワー室に入る音もしました。
ケンヤとのセックスの影を洗い流す為でしょう。

30分程してからミキがそっとベッドに入ってきましたが、入るや否や向うを向いて寝たふりをする私に抱きつくようにピッタリと身体を密着させてきました。
そしてすぐにミキの寝息がしました。
余程疲れていたんでしょうね。
私はその寝息を聞いている内に、何故か涙が溢れてたのを覚えています。

知らぬ内に私も眠っていましたが、やはり眠りが浅くすぐに目を覚ましてしまいました。
まだかなり朝早かったと思います。
隣を見ると、Tシャツがずり上がってクビれた腰を露わにして向うを向いて寝ているミキがいました。

そこにミキがいる。
普段なら当たり前の光景が、この時は無性に嬉しく思えました。
どこか遠いところにミキが行ってしまう、そんな光景を潜在的に意識していたのかもしれません。
安堵すると、今度は真っ白なミキの腰が気になり始めました。

これも普段なら風邪をひかないようにとシャツで隠してあげるのですが、この時は逆に更にたくし上げていきました。
ダンスで鍛えた若い身体は美しく、卑猥でもありました。
今度は下に履いているホットパンツに手をかけてゆっくりと引き下ろし、ほぼお尻が全て見えるところまで下げた時、ミキがこちらに寝返りを打ちました。
ミキのお腹が大きく露出、乳首が見えるか見えないかまでシャツがずり上がり、下着のパンツまで全て丸見えです。
思わず手を伸ばしてお臍に指を入れると、むずがるようにうつ伏せになってしまいました。
尻フェチの私はパンツに指をかけ、ゆっくりと引き下ろしました。
大きく盛り上がる山を越えようとした時、私の心臓が止まりそうになりました。

お尻には明らかにキスマーク、しかも両方に一つづつ、綺麗に揃っていました。
当たり前の事ですが、昨夜の出来事は夢ではない、紛れもない事実である事を強制的にケンヤに思い知らされたような。
情けないですが、男として「負け」たような気がしました。
しかしその後、追い討ちをかけるような出来事がありました。
パンツに手をかけたまま私が動けずにいると、気付いたミキが目を覚まし、足元に乗っかっていた私を振り解く様にして飛び起きて、小さく

「あっ・・・ごめんなさい。ちょっとビックリしちゃって。」

と言って部屋から出て行ったのです。
今までセックスを拒まれた事は一度も無かったのに。

「ビックリした。」

とミキは言いましたが、寝起きを襲う事など日常茶飯事で、休日の朝はほぼ恒例行事でした。
当然、ミキは喜んで受け入れてくれ、そのまま昼近くまでする事もあったのに。
どのような心境の変化なのだろう。
暫く某然として動けませんでした。
暫くしてからリビングに行くと既に朝食が用意してありました。

「あっ、おはよう。昨日はゴメンね、結構遅くまで飲んじゃった!」
「お、はよう。」

いつも通りのミキでした。
先ほどの事、昨夜の事など何も無かったかのように。
あまりにも普段通りなので、一瞬本当に夢を見ているのではないかと思う程でした。
他愛ない話をしながら食事を終え、食器を片付けるミキに背後から近づいていきました。
躊躇しましたが、夫としても聞かずにはいられません。
勇気を出して聞きました。
心臓がドキドキしていました。

「昨日、楽しかった?」
「えっ?うん!本当に遅くまでゴメンね~。」
「いや、いいんだ。何人位で飲んでたの?」
「えっとね~、最後までいたのは三人。」

明るく、屈託の無いミキ。
本当に昨夜の事は幻だったのでは?と思える位に。
私は混乱しそうなのを堪えながら冷静さを何とか保っていました。

「そんなに楽しかったんならまたクラス会あるといいね。」
「ん~ないでしょ。クラス会なんてそう頻繁にあるもんじゃないよ。」
「そうか、でもメアドとか交換したんでしょ?」
「ん、したけど。」
「せっかく昔の友達と繋がったんだから、大切にしなきゃ。事前に行ってくれれば遅くなったっていいんだから。」
「うん、分かったよ。って言うか、心配じゃないの~?(笑)」

そんなやり取りをしながら、ミキに気兼ねなく出かけられるような段取りを取ってあげました。
本当はどこにも出かけさせたくない、ずっと私の掌の上に置いておきたいはずなのに・・・心と裏腹な行動を取っていました。
自分の欲求を抑え込む理性を持ち合わせていなかったのです。
下世話な言い方ですが、手を使わないで射精してしまう程の興奮と快感が忘れられなかったのだと思います。

結婚二年目 その3に続く

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