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三里さん 9

  • Posted by: moe
  • 2010年11月28日 15:30
  • 社内

三里さん 8続き

中田です。
会社の後輩、三里(ミサト)さん(22)が彼女になってくれました。
でもまじめな三里さんは敬語は変わらず、仕事中も今までどおり。
進展はあるの?

ごくたまに営業所にやってくる、大人のおもちゃのダイレクトメール。
昔の営業マンがアダルトショップに営業かけた時の名残り。

いつもはゴミ箱直行だったけど、たまたま三里さんの目に止まってしまった。
そんなあるドひまな日のこと。

「これ何ですか?」
(外見では正体は分からない。)
「捨てといて。」
「え、見ずに捨てちゃうんですか?」
「ただのDMだから、開けてもいいけど、要らないものだよ。」
「はあ、そうなんですか。」

最近は三里さんいじめ(セクハラ?)を控えていた俺だけど。
彼女は忠告(?)を無視して、隣の席でそそくさと封を切り始めた。
中を見て正体を知り、無言で封筒に入れ直してゴミ箱に捨て、何食わぬ顔で仕事を再開する。
そんな展開を予想していたんだけど。

...あれ、結構熱心に見てやがる。

「はー、こういうものだったんですね...」

見ているのは、コスプレ用ナース服とか、やらしい網タイツなんかのラインナップ。

「三里さんこういうの興味あるの...?」
「それはまあ...、あ、て言うか、まったく知らない世界なので...」

良かった。
三里さんが元彼とこういうプレイしてたなんて、俺は知りたくない。

「教えてあげようか?」

流れで聞いてみた。

「ややや、いいですよぉ。何か深く知っちゃいけないような気が...。って、え、中田さんこういうのするんですか!?」
「いや全くない。言ってみただけ。」
「はぁ、そうなんですか。.........」

ん?
何で微妙に残念そうなの?
実は教えて欲しかったのかな...。
いやそれ以前に、まだ三里さんと何もしてないのに...。

で、ページをめくると、これぞおもちゃの王道というべき、バイブとローターの写真。
ドーンと。

「うわっ...」

これはさすがに三里さんには刺激が強いかな...。
三里さんモジモジしてる。
と言っても、興奮してるとかじゃないと思うけど。

椅子に座って背筋を伸ばして、手の平で両方の太ももを前後にゴシゴシする動作。
これは三里さんのいつもの照れかくしのポーズ。

そりゃー、気まずいだろうなあ...。
この状態でバイブ見ながらどんな会話したって、セクハラ展開にしかならないよ。

例によって耳が真っ赤だよ。笑

でも無言で席を立つのもかえって気まずいだろうし。
こんなときに限ってヒマで、電話とか来客とか、空気が変わるきっかけがない。

「しょうがない、いじめてやるか(笑)」

というのが俺の悪いクセなんだけど。
でも今回はさすがに素材が直球すぎるよ、てことで自粛しようと思って黙ってた。

そしたらなんと、三里さんから話題を提供してきた。
こんなパターン、今までなかったはずだけど...。

「こういうのって...、どんなとこで作ってるんですかね...」
「あ、ああ、これねー。看板もない秘密工場で作ってるって聞いたことはあるけど。」
「世の中いろんな仕事があるんですね。」
「あ、ああ、そうだね。」
「......中田さんは、こういうのも詳しいんですか?」

三里さんどうしたのかな!
...なんだかいつもの立場が逆転したみたいで今日は俺の方が気まずい。

やばい、ドキドキする。
三里さんはいつもこんな気持ちだったのかなあ、今更ながら自己嫌悪...。

「あー、えっと、実際に使ったことはなくて...」
(ホントはあるけど...。)
「えっ。これって女の人用じゃないんですか...?」

三里さん、やっぱり何かずれてる気がする...。

でもめずらしく何でこんなに積極的なのかな...。
仕事がひまだから退屈で?
今日はいじめないつもりだったけど、逆転して様子を見てみようかな...。

「女性用なんだけど、男が女に対して使う、と言えばいいのかな...」
「...はあ...」
「三里さんこういうの、分かるの?」
「う...。...えーと、そのぅ、まあ何となくですけど...」
(三里さんは嘘つけない性格。)

「何に使うもの?」
「えーっ、それはー、そのー...。中田さん、それはさすがに意地悪ですよ...!!」
「ごめんごめん。知ってるけど言えないってことだよな。」
「......まあ、...そんなとこです...」
「そっかー、三里さんみたいな子でも、こんなの使って1人Hするんだ。」
「使ってしたことはないです...!!」
「あ。」
「あ...」

やば、結局やっちゃったよ...。
誘導尋問ってこんなに見事にはまるものなの?

「いやぁもう...!」
(三里さんちょっと涙目だ...。)
「三里さんごめん、言いすぎた...」
「ううー、...ハズカシイィ......」
「あー、えっと、みんなしてることだから、ほら、大丈夫だよ」
(何が大丈夫なの?)
「してても普通内緒にしますよう...!」
「ごめん...」
「中田さん、絶対、ぜっっったい、内緒ですからね!」
「わかってるよ、誰かに言う理由もないし、俺が口固いの知ってるよね。」
「...ハイ、それは信用してますけど...」

ふざけることはあっても根が誠実なのは、仕事を通じて三里さんも分かってくれてる。

「やっぱ、開けなきゃよかったろ?」
「いえ、そんなんじゃなくて...。ただハズカシかっただけで。」
「ごめんな。」
「中田さんは悪くないですよ、取り乱しちゃってすみません...」

気持ちを和らげてあげようと思って明るく言ってみる。

「ま、ほら、俺だって毎日してるし、大丈夫だよ!」
(だから何が大丈夫なの?)

「えーっ、毎日...。毎日ですかぁ...!?」

あれ普通に、いや普通以上に食いついてきてくれた。
逆効果にならなくてホッとしたけどびっくり。

「あれ、多いのかな...」
(三里さんのせいでもある。)
「ややや、よくわかんないですけど。...男の人ってそんなに、その、するものなんですかね...」

こういうこと聞くって事は、元彼ともエッチな話しなかったのかな。
してて欲しくないけど。

「当然個人差があるとは思うけどね。どれくらいだと思ってたの?」
「3日に1回くらいかと。」
「それって三里さんのペース?」
「その話はもうしません!(笑)」
「ごめんごめん。」
「でも毎日ってことは中田さん、今日帰ったあとも......コホン。」

耳を真っ赤にした三里さんがいつもの俺みたいな意地悪なことを言う。

「その話はもうしないよ!(笑)」

恥ずかしさを共有できたおかげで、すっかり打ち解けてくれた。
やっぱり笑顔が最高にかわいい。

でもこのとき、何かがプツンと切れた気がした。
三里さんの中のエッチな好奇心を押さえていた何か。

三里さん 10に続く

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